2016年07月30日

Sieii Lin 個展「Every kid's day ~ 幸せ之根」は明日7月31日の18時までです。

今週の火曜日(7月26日)から行っております、Sieii Lin さんの個展。
暑い中大勢の方々が見に来て下さっていますが、Sieii さん自身が2歳のお嬢さんを育てながら制作活動をしておられるので、お客さんにも小さな子どもさんを連れたご家族が多く、ギャラリーもいつもとは違う雰囲気で盛り上がっています。

1987年台湾生まれの Sieii Lin(林 資穎=リン シエ)さんは画号を「牛斗山人」といいます。
12歳で水墨画と美術を始め、18歳で国立台湾芸術大学書画芸術学科に入学し、洋裁学校にも通い始めます。
20歳でオリジナルブランドを立ち上げて台湾で服の展示販売を始め、22歳で交換留学生として神戸芸術工科大学のテキスタイルコースに1年間留学。
その時神戸市内で作品発表をして、WAKKUNや後にご主人となるポーランド出身のSowinski Lukaskさん(当時は神戸大学大学院に在学)と知り合ったことで、ファッションから絵の道に戻ります。
帰国して2010年に国立台湾大学を卒業した後、翌年には神戸芸術工科大学の大学院に留学。
寺門孝之先生のゼミで学んでいましたが、病気になり半年休学。
一時帰国して休養を取り、その頃ご結婚もされました。
半年後に復学して2013年の秋には総合アート修士課程を取得。
そのままご主人と神戸で暮らし、2014年にはお嬢さんを出産。
現在第2子を妊娠中ですが、時間を作って制作・展示活動やイベントに参加されるなど、パワフルに活躍しておられます。
そんなSieiiさんの作品展はどんな感じでしょうか?

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Sieiiさんはこの一年間でいろんな「根」と出会ったそうです。
都会を去って自然の中で暮らす台湾人のご夫婦と知り合い、そのご家族が「根(グン)」というオリジナルブランドの植物の種で作ったアクセサリーを製造販売していること。
教育家・羽仁もと子の文章に幸せを根っこに例えているのを読み、未来の幸せのために少しずつ根を張ってココロの養分を取れるように頑張ろうと思ったこと。
二人目のお子さんを身ごもったことが分かり、お腹の子どもさんが彼女にしっかり根を張って元気に大きく育つように「根っちゃん」と呼びかけていること等々。

今回は Sieiiさんが子育ての日々から得たモチーフを中心として、本物のコドモと,目には見えないけれど誰の中にも存在しているコドモの部分を感じられたら…と思い制作した作品を展示しています。
コドモみたいに まっすぐ!ワイルド!パワフル!な EVERY KID'S DAY!をご覧下さい。

ということで、最終日ぎりぎりになってしまいましたが展示の様子をご紹介しましょう。

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エレベーターホールから内部を見たところです。

siie02.jpg 前室の作品は『Am I big or small ?』

それでは部屋の中に入っていきましょう。

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入口から奥の方を見たところ。

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山側の壁です。

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奥の壁と、海側の壁の一部です。

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奥から海側と入口横の壁を見たところです。

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部屋にはランプシェードに描かれた作品もあります。(5,000円)
このタイプの作品はご自宅のダイニングテーブルの上で使っているそうですよ。

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在廊時にはその場で団扇に絵を描くライブペインティングを行っています。(大2,500円・小2,000円)
墨と筆でさらさらと、子どもさんの似顔絵や台湾語のメッセージなど、面白いように描いていかれます。

Sieiiさんの展示、いかがでしょうか?
明日の最終日は18時までですが、お見逃しのないようよろしくお願いします。

個々の作品についてはこちらをご覧下さい。
posted by STAFF1号 at 23:29| Comment(0) | TrackBack(0) | Vieの作品展

2016年07月23日

みやもとまき個展「太陽がのぼった夜」続報です

ここでは、7月17日(日)まで行っていた みやもとまきさんの個展「太陽がのぼった夜」の展示作品をご紹介します。前回の記事(http://viestaff.sblo.jp/archives/20160716-1.html)と合わせてご覧下さい。

まずは前回ご紹介できなかった、前室の壁の全景です。

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ではギャラリー内を山側の壁から時計回りに見ていきましょう。

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これらはポストカードサイズのウォーターレスリトグラフ作品です。
上から3版、2版、1版で作成しました。

続いては絵本『バッタくんとみかんさん』の原画です。

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原画はウォーターレスリトグラフと木版画を組み合わせて描いたそうです。

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修了展にも出品していたじゃばら絵本『タマワニさんへの手紙』

奥の壁一面に貼られた作品をそれぞれ見てみましょう。

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ここまでは色鉛筆で描いています。

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こちらはアクリル絵の具で描かれました。

海側の壁に移ります。

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この2点は色鉛筆で。

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こちらはアクリル絵の具です。

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大きめの作品はアクリルで何度も描き直したり塗り重ねたりしたそうです。

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下の方にはかわいい色鉛筆画がありました。

入口横の壁には大きな色鉛筆画が飾られています。

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迫力がありますね。

台の上には陶製や漂流物で作られた器やアクセサリー、オブジェがありました。

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日本海の海岸で拾った漂流物を組み合わせて、不思議な作品に仕上がりました。
まきさんのセンスですね〜。

作品のタイトルなどの情報は後日追加します。
posted by STAFF1号 at 14:54| Comment(0) | TrackBack(0) | Vieの作品展

2016年07月16日

みやもとまき個展「太陽がのぼった夜」は17日(日)が最終日です

7月5日(火)から行っている、みやもとまき さんの個展「太陽がのぼった夜」は、当初10日(日)までの予定でしたが17日(日)まで延長。11日(月)・12日(火)はお休みをいただきましたが、11日に渡って楽しい展示を行っています。
みやもとさんはVieの絵話塾で絵本とウォーターレスリトグラフを学び、以前にも京都で個展を行ったことがありますが、Vieでは初めての個展です。
昨年の絵話塾修了展にも出品し、2015年度MOE創作絵本グランプリの最終選考に残った『バッタくんとみかんさん』という絵本の原画を中心に原画を中心に、アクリルや色鉛筆で描いた平面作品、ウォーターレスリトグラフ、陶芸作品などを展示しています。

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「大学時代に、日本美術史の先生が
日本人は大気を金色で表現しているから、
絵に金箔を使うのだと言われていました。
世界が美しく輝いている、その喜びを金色で表現した
昔の日本人のように、絵を描きたい。
そう思い、背景に黄色を使うことが多くなりました。
また、色彩が苦手で悩んだ時期にシュタイナーの本に出会い、
赤は生命力の象徴的な色だと書かれていました。
夜の暗闇の中でも、密やかに赤く煌々と力強さを湛えて
燃える太陽を感じる事ができたなら、
きっとまた立ち上がることもできるでしょう。
何か感じて頂ける事を祈って。
2016.7.4. みやもとまき」

では展示の様子を見ていきましょう。

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エレベーターホールから中を見たところ。

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前室の壁です。ここに先ほどの挨拶文も展示しています。
小さい作品も1点ずつ別々の作品ですが、全体で一つの大きな作品として見ることも出来るようになっています。
今回はそんな展示方法をとっている場所が他にもあります。

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先ほどの右側の壁です。絵が続いているようにも見えます。

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入口からギャラリー内を見たところ。

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山側の壁です。ここには絵本『太陽がのぼった夜』の原画が飾ってあります。

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原画はウォーターレスリトグラフと木版画を組み合わせて制作しています。

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奥と、海側の壁です。

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奥の壁は、個々の作品を組み合わせたインスタレーション風の展示です。

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奥から、海側の壁を見るとこんな感じです。

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海側の壁、左部分です。

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海側の壁、中央部分。台の上には陶器の作品が並んでいます。

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海側の壁、右部分です。

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海側の壁を、入口方向から見たところ。

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奥から、入口方向を見たところ。

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入口横の壁です。台の上には陶器の作品とポストカードサイズのウォーターレスリトグラフ作品、最終選考に残った記事が載ったMOEが置かれています。

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入口側、受付横の壁には水彩やカラーインクで描かれた『バッタくんとみかんさん』のアイデアスケッチが飾られています。

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これが第4回創作絵本グランプリ最終選考に残ったMOE。

中央のテーブルには、今までに手作りした絵本が置いてあります。

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これが今回原画を展示している『バッタくんとみかんさん』です。

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中面はこんな感じ。

みやもとさん学生時代はカートゥーン(ユーモラスな傾向を備えたイラストレーション)を学んでおり、今とは全く違う作風の絵を描いていました。以下はその頃制作した絵本です。

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『ごきさんとわたし』

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『くまの町』

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『なにもない日』

少しでも会場の雰囲気は伝わりましたでしょうか?
後ほど個々の作品を紹介する画像も追加しますので、今しばらくお待ち下さい。
posted by STAFF1号 at 23:55| Comment(0) | TrackBack(0) | Vieの作品展