2017年09月05日

絵本原画展「はしをわたってしらないまちへ」始まりました

絵本『はしをわたってしらないまちへ』(文 高科正信・絵 中川洋典)は、福音館書店「こどものとも」10月号として発刊されたばかり(420円)。ある休みの日に男の子がお父さんと一緒に長い長い橋を渡って海の向こうの島へ行くお話です。雄大な橋と海と空、たくさんの人が歩いているところや対岸の町並みなど細かい描き込みもたくさんあって、とても楽しい絵本です。今回はこの絵本の原画19点および5種類のダミー本の展示と、中川氏のオリジナル作品34点を展示販売します。

hashi02.jpg

「(前略)橋は人が造ったものです。丸木橋や石橋、吊り橋に河川橋。あっちには何があるのだろう。そこはどんなところでどんな人が暮らしているのだろう。知りたい。行きたい。それで橋を架けてあっちへ渡る。遠回りせず最短距離で渡る。こっちからあっちへ。日常から別の日常へ。既知の地から道の地へ。
 画家と一緒に絵本をつくろうという話をしたとき、はじめにうかんだのが父と子の物語でした。父と子を切り結ぶ物語。知らない地へ父と子で向かい、互いに知らなかった子と父を発見する。漠然と、そんなことを考えていました。少し理屈っぽいな、と思いました。
 橋を渡ろうか。それも、人の叡智を集めた巨大な橋を。橋を渡るのに理屈はいらない。ただ橋を渡って帰る。とりたてたことは起こらない。けれど特別な休日。たくさんの、知らない人たちと橋を渡るだけのある日。(後略) 高科正信」

hashi03.jpg

それでは早速展示の様子を見ていきましょう。

hashi01.jpg
エレベーターホールから中を見たところ。上の挨拶文が見えます。

hashi08.jpg 入口から中を見たところ。

hashi04.jpg
山側には原画と5種類のダミー本、販売用の本を並べています。

hashi07.jpg 山側の壁中央部分。

hashi05.jpg 入口から奥と海側を見たところ。

hashi09.jpg 奥の壁。

hashi26.jpg 海側の壁左部分。

hashi06.jpg 奧から入口側を見たところ。

hashi27.jpg 海側の壁中央部分。

hashi28.jpg 海側の壁右部分。

hashi29.jpg 入口横の壁です。

では詳しく見て行きましょう。

hashi10.jpg 表紙
hashi11.jpg

以下、お話の流れに沿って続きます。

hashi12.jpg hashi13.jpg hashi14.jpg hashi15.jpg hashi17.jpghashi18.jpg hashi19.jpg hashi20.jpg 最終頁/裏表紙

hashi23.jpg 販売用絵本

hashi24.jpg 5種類のダミー本
当初からどのような打ち合わせを経て最終形に至ったのかがよく分かり、興味深い内容です。

ここからは中川さんのオリジナル作品です。(サイズはすべて長辺405ミリ×短辺310ミリ、価格は税込みです)

hashi30.jpg hashi32.jpg『ラジカセシスターズ』(¥42,000)/『珊瑚は踊る』(¥40,000)

hashi31.jpg
『秘密をもってこの街へやってきた』(¥45,000)

hashi33.jpg
『光ある未来を目指して』(¥40,000)

hashi34.jpg hashi35.jpg
『僕がホテルスピーズで、初めてお客さんのお迎えをした日』(¥43,000)/『アレブリエは夢との語らひ』(¥40,000)

hashi36.jpg 『白波立つ空 U』(¥40,000)

hashi37.jpg
『ロメールがいた酒場』(¥43,000)

hashi39.jpg hashi40.jpg
『裁縫人は境界線をゆく』(¥50,000)/『太っちょローウェル、どこへゆく』(¥40,000)

hashi38.jpg
『叶う夢と叶わない夢について、大滝先生は黒板に書いた』(¥35,000)

hashi41.jpg
『生涯登ることがないであらう故郷の山』(¥64,800)

hashi42.jpg hashi43.jpg
『そらをさがしに』(¥40,000)/『オンボロバスはペカスカペカスカ』(¥43,000)

hashi44.jpg
『アリゲーター・ホーン・セクション』(¥45,000)

hashi45.jpg
『私らの時代は誰も彼もが熱かったと、貴方は悦に入って言うけれど』(¥45,000)

hashi46.jpg hashi48.jpg
『青春と枯葉』(¥38,000)/『男と女と男』(¥42,000)

hashi47.jpg
『あの夜興奮した大人たちが海に飛び込んで船を見送るものだとばかり、私は思っていた』(¥38,000)

hashi49.jpg
『子どもの頃に出会った石神様を心にもつ』(¥40,000)

hashi50.jpg 『約束した夜』(¥40,000)

いかがでしょうか?
絵本の原画とダミー本、そして迫力のある中川さんのオリジナル作品をどうぞご覧下さい。
なお、9月9日(土)16:00〜「はしをわたってしらないまちへ」の作者である高科正信(文) × 中川洋典(絵)お二人のお話し会 + サイン会を行います。入場無料・予約不要ですので、この機会にぜひ!
posted by STAFF1号 at 22:51| Comment(0) | TrackBack(0) | Vieの作品展