
いつもは先にお話を考えてから、そのエピソードにまつわるシーンを作っていましたが、今回はこの世界観を表したジオラマを先に作り、作りながらエピソードを考えたそうです。
そして、個々のエピソードについては壁に展示してあります。

周囲が少し見切れていますが、これがイミハレイ(130×180)地区の全景です。
ここには3種類の種族が住んでいるとか。


「ミドリヨリビト子どもと大人」/ ジオラマの中のミドリヨリビト
左は子ども。全体に取りあえず緑色感あり。右は大人。子どものウチはフードをかぶる。大人になったらフードではなくかざりのヒモだけに。



イミレイハレ地区の西側に多くあるモ山。山といってもこれはミモ虫がつくった巣。ミモ虫の粘液と西側の土が混じって頑丈になる。中の空洞にミモ虫が棲む。要らない土は外に排出。粘液入りの土は、外にまた小さな山をつくっていく。

ミドリヨリビトが飼う ポ という動物。飼うといっても日中だけ、どこからかやってきて、ミドリヨリビトに飼われている。どうやらミド紫山の奧から朝日と供にこの西側にやって来てるよう。舌打ちを2回、そして「ヤモー ラ〜イ」で、ポは「ポ」と鳴きながらちょっとダッシュする。イミレイハレ地区西側は険しい土地なので、ミドリヨリビトはポに乗って移動する。」

夜の間はここに帰っている。老齢期の ポ はずっといる。



「水色ふっとう玉(俗称)」が枝になっているところ、 できあがったアオドロを入れる瓶
水色ふっとう玉、正式名称・青子(アオコ)。
木になる青子が熟すと自然に落ち、穴に落ちる。離れた岩山にアオドロが満たされていく。青子はそのままでは青くなく、何らかの化学反応でアオドロができる。

これはミドリヨリビトの平均的な理想のお家らしい。
※アオドロを塗ると家の耐久性が高まるので、青が濃いほど良いとされる

昔ながらの住み方をしているミドリヨリビト。モ山と呼ばれるミモムシの巣とにくっつけて立てることで、家が倒れたりくずれたりを防ぐ。

合理主義でミモ虫の巣を改造して、イミレイハレ地区の中央に住む。

「ミドリヨリビトがのたり餅をつくる時にうたう歌」




「イミレイハレ区のどこかに散らばるデュルランボールを集める」

ワタンボはワタがとれる山とされているけど、移動することができたり、実は生き物だと言う節もある。1年に一回だけワタが取れる。糸にし、布を織る。
ふうもうさんはミドリヨリビトの約3倍の身長。どこから来たのかイミレイハレ地区東に住む。ワタが取れる山を持ち、刈り取りながら日々過ごす。



家は大きく、なぜか地上を警戒する。



そこらへんに織った布を放置。自然にまかせて、染めていく。ピンクの土地や、池や泥など。




イミレイハレ地区にはまだまだ謎があるようです。




歴代のタオルとストーリーブック、糸くずおばけや海のどこかで生まれたものたちなど。





ガチャガチャの中には小さなミドリヨリビトなどが入っています。
しばらく前室の物販コーナーに置いてありますので、ぜひお試しください。(1回300円)
イミレイハレ地区をお訪ね下さった皆さん、ありがとうございました。
こしあんさん、3週間お疲れさまでした。
また来年モヤンモヤンワールドでお会いできますように!