2018年11月25日

「ふくふく絵本展〜11人の絵本原画と作品展」は終了しました。

11月13日(火)から行われておりました「ふくふく絵本展〜11人の絵本原画と作品展」は先ほど無事終了致しました。

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本展は各地の絵本教室で出会った絵本好きの11人によるグループ展で、参加メンバーは いしかわ めぐみ・石田 敬一朗・えぼしうさぎ・えんこ・かんざき みちこ・せきぐち みほ・なす のりこ・にしむら まゆみ・平川 たけひさ・HanaHana・zunchi の皆さんです。
読んだ人がふくふくした気持ちになるような絵本・イラストなどを展示し、楽しんでいただきたいとのメッセージがありました。

では早速見て行きましょう。

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エレベーターホールから中を見たところ

fuku2_002.jpg 前室では
いしかわめぐみさん作のフェルティング猫ちゃんがお出迎えします。

fuku2_004.jpg 入口から奥を見たところ

fuku2_005.jpg 山側の壁です

fuku2_006.jpg 奧と、海側の壁です

fuku2_007.jpg 海側の続きと、入口横の壁です

では個々の作品を見ていきましょう。
最初に各自のコーナーではないところに展示していた、いしかわ めぐみ さんの等身大フェルティング猫ちゃんたちをご紹介します。

fuku2_008.jpg 前室の白ちゃん
「まじめに絵本を読んでいる猫」

fuku2_009.jpg 奧の椅子の上にいる黒ちゃん
「絵本を読んでいたら眠くなってきたけど、まだ寝たくない猫」

次は山側の壁の4人。1人目は えんこ さんです。

fuku2_011.jpg fuku2_010.jpg fuku2_015.jpg 「開店準備」
やさい村のはずれにあるふしぎなお店 “つかっててぃ” いったいなんのお店でしょうか?

fuku2_012.jpg 絵本は「しみーずらんどのぼうけん」ですfuku2_013.jpg 中面とfuku2_014.jpg 後ろの見返し部分

2人目は なす のりこ さんです。

fuku2_017.jpg fuku2_016.jpg fuku2_023.jpg fuku2_024.jpg「うみのそこ」の原画
あらすじ:さとうさんは おひるごはん中に ねこがおとしたチケットをひろい ねこをおいかけて 届けます。
それは「うみのそこツアー」のチケットで,30分くらいの船旅ときいたさとうさんは ねことともに参加しますが…。

fuku2_018.jpg 出品絵本は2冊ですfuku2_021.jpg 「くものうえ」中面fuku2_020.jpg「うみのなか」中面
このじゃばら絵本は、フェリシモの通信教育プログラムに沿って作ったそうです。

3人目は HanaHana さんです。

fuku2_026.jpg fuku2_025.jpgfuku2_027.jpg 「まりぃちゃんとお星畑」原画fuku2_028.jpg 「おひさままつり」原画 fuku2_029.jpg 表紙 fuku2_030.jpg 中面 fuku2_031.jpg 表紙fuku2_032.jpg 中面

4人目は かんざきみちこ さんです。

fuku2_035.jpg fuku2_033.jpg fuku2_036.jpg 「ほ」表紙原画 fuku2_037.jpg 「ほ」原画
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じゃばら絵本「きのまんしょん」と「ほ」を出品。右はじゃばら絵本の中面です。
fuku2_040.jpg「ほ」中面
fuku2_034.jpg 今までに作った数々の絵本も多数出品していました

画像の数が多いので、今日はここまでで失礼します。
後日追加しますので、よろしくお願いします。


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2018年11月11日

オオヤマネコさん個展「beam」の報告です

オオヤマネコさんの個展「beam」は、10月23日(火)〜11月4日(日)に行われました。
総作品数約90点というのも驚きですが、作者自身が合間を縫って出来る限り在廊し、来場者とコミュニケーションを取っている姿は頭の下がる思いでした。
日々作品が追加されたり展示位置が変わったりしたのでなかなかここに書けなかったのですが、ようやく画像処理もできましたのでお知らせすることができます。

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今回は一昨年の「ふたつのリンゴ」に続き、Vieで2回目の個展です。この2年間制作と発表を重ね、さまざまな手法で自らの世界を拡げてきた彼の「いま」をふんだんに表現した圧倒的な量の作品が、Vieのあらゆるところに飾られていました。

「掬い上げた粒子
 並進するbeam」

ではどうぞご覧ください。

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エレベーターホールから中を見たところ。前室にもたくさんの作品があります。
ここには青が基調の、以前の展示作品たちが並んでいます。

2018yamane004.jpg 2018yamane014.jpg 2018yamane006.jpg 2018yamane015.jpg 20108yamane016.jpg 2018yamane007.jpg 2018yamane005.jpg 2018yamane017.jpg 2018yamane009.jpg 2018yamane008.jpg

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台上には連作「opera / オペラ」がありました。
この作品については後で詳しくご紹介します。

ではいよいよギャラリー内に入っていきます。

2018yamane010.jpg 入口から奥を見たところ

2018yamane011.jpg 山側の壁です

2018yamane012.jpg 奧と、海側の壁です

2018yamane013.jpg 海側の続きと、入口周辺の壁です

2018yamane018.jpg プロフィールコーナーです
お馴染みのオオヤマネコを描いた作品。彼のアイコンですね。

山側の壁は「beam」がテーマの作品群です。
「beam/ビーム」
照らされた一筋の光を 頼りに進む
日々 まぶたに浮かぶものを そっと掬い上げる
粒子のように集まった形たちを つなげた物語
並進するbeamは交差するたびに 私を映す

2018yamane019.jpg 2018yamane055.jpg 2018yamane021.jpg 20108yamane020.jpg 2018yamane057.jpg 2018yamane022.jpg 2018yamane023.jpg 2018yamane024.jpg 2018yamane58.jpg 2018yamane025.jpg 2018yamane026.jpg

手描きのポストカードサイズ作品もありました。(紙、アクリルガッシュ)

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奥の壁の作品はピアノがテーマです。

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「Scherzando / スケルツァンド」(カンバス、油彩 2018年)
飛び跳ねるような君に たたずむ君
几帳面な君に かわいらしい貴女
みんな ちょっとおどけて素敵

先ほどもご紹介した連作は途中で前室の台上に移されたものですが、ここでは当初の展示画像で紹介します。

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「opera / オペラ」(ウッドボード、油彩、アクリルガッシュ 2018年)
役者は揃った 公演日も決まっている
脚本はまったくのデタラメ
でも 奏でる世界は なぜか美しい

海側の壁は紙版画のシリーズです。まずは日々の生活の中で作った作品から。

2018yamane033.jpg 2018yamane035.jpg 2018yamane034.jpg 2018yamane047.jpg
毎日気になったものをただ掬う日記のようなものだとか。

次は、国際的に認められた作品群です。

2018yamane036.jpg 2018yamane037.jpg 2018yamane042.jpg 2018yamane038.jpg 2018yamane041.jpg 2018yamane039.jpg 2018yamane040.jpg

国際的なアートフェア「UNKNOWN ASIA Art Exchange Osaka 2018」に出展、
「審査員 FUNG Ho-Yin 賞」「オーディエンス賞」を受賞した際の作品たちに加えビームした新作です。

ここからは新作です。

2018yamane044.jpg 2018yamane045.jpg 2018yamane046.jpg
カッコイイ六角形の木額に、版画作品と原版を貼り付け、それを蜂の巣状に沢山並べた作品群。今回の展示でも得に人気がありました。
紙版画の場合、版自体も紙なので、版画作品と並べてもしっくりくるのですね。

2018yamane061.jpg 太陽の塔を描いた作品 (上・原版/下・版画作品)
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彼の作品によく使われるマスキングテープを、ここでは版の作製に使っています。刷り出されるとウロコのような模様になるのですね。

最後は入口付近に展示されていた油彩作品です。

2018yamane049.jpg 2018yamane050.jpg 「Blue Hearts」
迷子になった私は 1輪の花をつかむ 鼻歌は「青空」目的地は今
(16号カンバス、油彩 2018年)

2018yamane051.jpg 「White Riders」
凛とした君 ティフィンオレンジのような月と そして約束して ずっと忘れない
(16号カンバス、油彩 2018年)

2018yamane056.jpg「Bride of Fiddeler」
使い慣れたこの子とともに 祝福は孰れ 先はまだ永い
(16号カンバス、油彩 2018年)

2018yamane053.jpg こんな小さな作品もありました。

2018yamane054.jpg 版画のエコバッグも販売していました。

この他にも4冊のファイル内にぎっしり作品が120点以上ありました。画像がなくて申し訳ありません。

圧倒的な作品数と作者の熱量に溢れた2週間、スタッフも堪能させていただきました。
この後もどんどん展示予定が入っているというオオヤマネコ氏。今後の活躍も楽しみですね!
お疲れさまでした。
posted by STAFF1号 at 15:36| Comment(0) | TrackBack(0) | Vieの作品展