その彼女が先頃ご自身の好きなものを紹介した『夜長堂の乙女モダン蒐集帖』という本を出版し、それを記念してこの夏「出版記念夢売り巡業『宴(utage)』」と銘打って本で紹介されている作品や商品を東京・京都で展示販売して来られました。その巡回展を今回Vieでも行っています。※9月21日(日)まで開催・16日(火)は休み

14日・15日にはイベントがありますので今日は展示風景をざっとお知らせして、後ほど詳しくご紹介することに致します。

これがその『夜長堂の乙女モダン蒐集帖』です。(パイインターナショナル刊 1,728円)
まずはギャラリーに入る前にある展示から。

これらは全て本で紹介されている作家さんが夜長堂さんの為に制作した非売品です。

tubuhonさんが作った看板

夜長堂のマスコット招き猫の座布団もtubuhonさん製

鼻緒に夜長堂の布を使ったいの小町の紙ぞうり

ギャラリー入口から全体を見たところ。

山側の壁です。

味園ビルの紹介コーナー。


1955年に誕生した大阪・ミナミの繁華街の総合レジャービル「味園」。華やかなダンスホールやキャバレーがあり、連日賑わっていました。現在は貸しホールなど違った形で営業していますが、当時のグラフィックはとても魅力的です。

踊り子さんの衣装のデザイン画

デザイン画の下に『夜長堂の乙女モダン蒐集帖』を置いています。
右側の壁には本の表紙になった関美保子さんの原画が飾ってあります。

型染め作家・関美保子さんが描いた夜長堂さんの好きなものたち


本と一緒に、Torigo e Canaさんのアイシングデコレーション・クッキーも販売しています。(432円〜)

海側の奥にはキボリ作家・北浦和也さんのコーナーがあり、14日・15日は似顔絵キボリを行ってくれました。(1日8人程度・予約不要3,500円。40分程度かかります)

ただ今制作中

北浦さんが手に持っているのはこれからキボリをする材料となる10cmほどの木材です。

これらの道具を使います。

できあがり。ヨリコさんです。

こんなインパクトのあるブローチ(3,600円)も販売しています。


大きなキボリ作品も持って来てくれました。
海側の壁をぐるっと見るとこんな感じ。




奥から、tobuhonさんの鯖ッチ(3,564円〜)など

昭和初期の童画家・武井武雄が創刊した「コドモノクニ」のコラボコーナー

ハンカチ(648円)やは絵本の見開きページのデザインです。

ポストカード(162円)

布仁美さんのてまり

こちらは一番大きい直径12cmの作品です(8,000円)。

福田利之さんと布さんのコラボ羽子板(非売品)

津軽の下川原焼き職人・阿保正志さんの鳩笛など

ペンダントにできる小さなものは864円です

鳩型(大1080円・小864円)も人型のもの(1,080円)も吹けばホーとやさしい音がします。
江戸独楽職人・新山民夫さんのおばけ独楽(4,644円)もあります。

入口横の壁です。


昭和30年代のヒーロー湯飲み(1080円)や昭和40年代のタイル(648円)などを販売

ハンカチ(648円)やノート(432円)など妖怪グッズ(ウォッチはありません!)も販売。

妖怪の絵が付いた箱入り・くろ(蕎麦の実)こんぺいとう(648円)

ちんどん屋・華乃家ケイさんのつまみ細工かんざしも展示しています。(非売品)
お馴染みのレトロ雑貨もたくさん並んでいます。



ペーパー(376円〜)・ハンカチ(648円〜)・手ぬぐい(1,080円)・ふろしき(1,080円)などのほか、それらを使って作ったたがま口(1080円)やポーチ(2160円)、ブックカバー(1,080円)もあります。
14・15日には大阪・堀江の沖縄料理店ポーポー屋が出張カフェ「宴」屋を営業して下さいました。

あまがし(沖縄風冷やしぜんざい 400円)・シフォンケーキ(シィクワサーと黒糖の2種 350円)・小梅ソーダ(400円)が人気。
夜長堂さんが日本中を歩き回って見つけた・出会った、素敵なモノ・コト・ヒトを紹介した「夢売り巡業『宴』(UTAGE)」は9月21日(日)の午後6時までです。
イベントは終わりましたが代わりに展示はゆっくり見ていただけますので、会期後半もお待ちしております。