2012年12月22日

太田朋さんの個展「遠くの話 近くの話」始まっています。

Gallery Vie 今年最後の展示は、太田朋さんの個展「遠くの話 近くの話」です。
Vieでは2010年5月に行われた「山を歩けば」以来、朋さんご自身としても昨年の4月に陶芸作品の展示を行って以来、久しぶりの作品展示になるそうです。

今回は、後からご紹介する作品のキャプションにあるようにクレパスを使って描かれた作品がメインです。他にも最近始めたばかりだという銅版画や、陶芸家の劉長煒さんとのコラボ作品などバラエティ豊かな作品が並んでいて、今の朋さんの世界を表現しておられます。

待ちに待った新作が見られるということで初日から沢山のお客様が詰めかけ、朋さんもそれに応えるように連日在廊してお客様とコミュニケーションを取っておられます。

それでは会場をぐるっと一周してみましょう。

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入口を入ったところ。
額装された作品以外に、壁に貼った大きな池や道や山の形が貼られているのが興味深いですね。

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海側の壁に視線を移すとこんな感じ。

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DMに使われたミミズクの絵です。添えられた文章はこちら↓
遠いところ 近いところ。
日々暮らしていると 心に ひっかかったり ずっと 残ってゆく お話があります。
そんなお話の絵を あれこれ 描いてみました。
ページをめくるように どうぞ ゆっくりと 観て下さい。 太田朋


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ミミズクを回り込むと力強いイノシシの絵があります。お話はこちら↓
ある朝 沖を泳ぐイノシシのニュースを読んだ。
ちいさな島から 半島へと エサを求めて泳ぐイノシシ。
「半島までの長い距離を知らずに イノシシは泳ぎだしたのだろうか
そもそも イノシシにとっての 長い距離とは どれくらいのものだろう
産みを渡ることは イノシシにとって どれほどの覚悟が必要だったのか」
生きる場所を求めて 泳ぐイノシシの姿は
すべての生き物が たどってきた道を 観てるようだった。
草原を歩き 高い山を越え 森をぬけて
ぼくたちはここにいる。
日々を生きる。
沖を泳ぐイノシシのように。


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そうしてお話は始まっていきます。

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人や動物やクジラたち、海や山や森、空を飛ぶ鳥たちの作品が
大きな海側の壁面いっぱいにのびのびと飾られています。

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奥の窓側から海側の壁を見たところ。

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海側の窓際には「遠くの話」というじゃばら本も飾られています。

12tomo09.jpg12tomo12.jpg山側の窓際にはモビールも飾られています。











正面の壁には大きな山の形が貼ってあり、山の上にはヤギの絵が飾られています。

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山側の全景はこんな感じ。

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山側の壁には銅版画も掛けられ、カウンター上には陶芸作品が置かれています。

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今回もすぐに売れてしまった陶器の器たち。

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毎年人気のカレンダーや著書、ほかに数10種類あるポストカードも販売しています。

それではもう少し個々の作品を見ていきましょう。

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イノシシと同じように力強い「天気読み」(28,000円)。鋭い目を持つ鳥を頭に載せ、これからどこかへ旅立つところでしょうか。

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少し大きい「森に生きる」のシリーズ(35,000円)はなぜかキュンとします。

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鳥の群れシリーズ(35,000円)は高い位置に飾ってありますね。

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じゃばら本「遠くの話」

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「月の森で待ってる」

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これが先ほども話題になった「312」(35,000円) お話はこちら↓
ともだちに 312色のクレパスをもらった。
それは 立派な皮の アタッシュケースに入っていて
フタを開けると ずらり 手つかずの色が 静かに並んでいた。
うっとり 眺めては 愛でる 日々。
この展覧会にむけて とうとう クレパスを使うことにした。
絵を描くごとに クレパスは 少しずつ ちびてゆき
きれいに 並んでいた色の順番も ぐちゃぐちゃに なっていった。
前より ずいぶん にぎやかになった クレパス312色
うっとり 描いては 愛でる 日々。


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銅版画はすべて1点18,000円。お話はこちら↓
こどもの頃から 細い線で 描かれた絵が好きだった。
絵を描きはじめた頃に 描いていたのも 細いペンがだった。
白い紙に 黒のペンで 線をひいてゆく時の 心地よさは
なんともいえない。
それから 十数年が経ち 水彩絵具や クレパスなど
カラフルな画材を使って 絵を描くようになった。
それでも やっぱり 細い線画が好きで
ずっと 憧れだった銅版画を 習い始めた。
まだ 銅版画の世界に 指の爪の先が 触れたところだけど
これから どんな作品を 作ってゆくのか
自分でも楽しみなのです。


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陶芸作品のお話はこちら↓
陶芸家の 劉長煒さんが 器を作り
私が絵付けしました。
2011年の コラボに続き
2回目となります。


このように、太田朋さんの様々な新作が見られる個展「遠くの話 近くの話」は、会期中無休で25日(火)の18時まで。
朋さんも連日在廊して皆さんのお越しを待っておられますので、ぜひお見逃しなく!!!


posted by STAFF1号 at 00:50| Comment(0) | TrackBack(0) | Vieの作品展
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