2018年11月11日

オオヤマネコさん個展「beam」の報告です

オオヤマネコさんの個展「beam」は、10月23日(火)〜11月4日(日)に行われました。
総作品数約90点というのも驚きですが、作者自身が合間を縫って出来る限り在廊し、来場者とコミュニケーションを取っている姿は頭の下がる思いでした。
日々作品が追加されたり展示位置が変わったりしたのでなかなかここに書けなかったのですが、ようやく画像処理もできましたのでお知らせすることができます。

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今回は一昨年の「ふたつのリンゴ」に続き、Vieで2回目の個展です。この2年間制作と発表を重ね、さまざまな手法で自らの世界を拡げてきた彼の「いま」をふんだんに表現した圧倒的な量の作品が、Vieのあらゆるところに飾られていました。

「掬い上げた粒子
 並進するbeam」

ではどうぞご覧ください。

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エレベーターホールから中を見たところ。前室にもたくさんの作品があります。
ここには青が基調の、以前の展示作品たちが並んでいます。

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台上には連作「opera / オペラ」がありました。
この作品については後で詳しくご紹介します。

ではいよいよギャラリー内に入っていきます。

2018yamane010.jpg 入口から奥を見たところ

2018yamane011.jpg 山側の壁です

2018yamane012.jpg 奧と、海側の壁です

2018yamane013.jpg 海側の続きと、入口周辺の壁です

2018yamane018.jpg プロフィールコーナーです
お馴染みのオオヤマネコを描いた作品。彼のアイコンですね。

山側の壁は「beam」がテーマの作品群です。
「beam/ビーム」
照らされた一筋の光を 頼りに進む
日々 まぶたに浮かぶものを そっと掬い上げる
粒子のように集まった形たちを つなげた物語
並進するbeamは交差するたびに 私を映す

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手描きのポストカードサイズ作品もありました。(紙、アクリルガッシュ)

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奥の壁の作品はピアノがテーマです。

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「Scherzando / スケルツァンド」(カンバス、油彩 2018年)
飛び跳ねるような君に たたずむ君
几帳面な君に かわいらしい貴女
みんな ちょっとおどけて素敵

先ほどもご紹介した連作は途中で前室の台上に移されたものですが、ここでは当初の展示画像で紹介します。

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「opera / オペラ」(ウッドボード、油彩、アクリルガッシュ 2018年)
役者は揃った 公演日も決まっている
脚本はまったくのデタラメ
でも 奏でる世界は なぜか美しい

海側の壁は紙版画のシリーズです。まずは日々の生活の中で作った作品から。

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毎日気になったものをただ掬う日記のようなものだとか。

次は、国際的に認められた作品群です。

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国際的なアートフェア「UNKNOWN ASIA Art Exchange Osaka 2018」に出展、
「審査員 FUNG Ho-Yin 賞」「オーディエンス賞」を受賞した際の作品たちに加えビームした新作です。

ここからは新作です。

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カッコイイ六角形の木額に、版画作品と原版を貼り付け、それを蜂の巣状に沢山並べた作品群。今回の展示でも得に人気がありました。
紙版画の場合、版自体も紙なので、版画作品と並べてもしっくりくるのですね。

2018yamane061.jpg 太陽の塔を描いた作品 (上・原版/下・版画作品)
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彼の作品によく使われるマスキングテープを、ここでは版の作製に使っています。刷り出されるとウロコのような模様になるのですね。

最後は入口付近に展示されていた油彩作品です。

2018yamane049.jpg 2018yamane050.jpg 「Blue Hearts」
迷子になった私は 1輪の花をつかむ 鼻歌は「青空」目的地は今
(16号カンバス、油彩 2018年)

2018yamane051.jpg 「White Riders」
凛とした君 ティフィンオレンジのような月と そして約束して ずっと忘れない
(16号カンバス、油彩 2018年)

2018yamane056.jpg「Bride of Fiddeler」
使い慣れたこの子とともに 祝福は孰れ 先はまだ永い
(16号カンバス、油彩 2018年)

2018yamane053.jpg こんな小さな作品もありました。

2018yamane054.jpg 版画のエコバッグも販売していました。

この他にも4冊のファイル内にぎっしり作品が120点以上ありました。画像がなくて申し訳ありません。

圧倒的な作品数と作者の熱量に溢れた2週間、スタッフも堪能させていただきました。
この後もどんどん展示予定が入っているというオオヤマネコ氏。今後の活躍も楽しみですね!
お疲れさまでした。
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2018年10月28日

こしあん個展「モヤンモヤン展 5081〜5099日め」続報です

こしあんさんの個展「モヤンモヤン展 5081〜5099日め」は10月21日に終了しました。先日このブログで紹介しましたが、前回ご紹介しきれなかった作品も見ていただきたいので、以下をご覧ください。

2018moyan2_38.jpg まずはこちら。
いつもは先にお話を考えてから、そのエピソードにまつわるシーンを作っていましたが、今回はこの世界観を表したジオラマを先に作り、作りながらエピソードを考えたそうです。
そして、個々のエピソードについては壁に展示してあります。

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周囲が少し見切れていますが、これがイミハレイ(130×180)地区の全景です。
ここには3種類の種族が住んでいるとか。

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「ミドリヨリビト子どもと大人」/ ジオラマの中のミドリヨリビト
左は子ども。全体に取りあえず緑色感あり。右は大人。子どものウチはフードをかぶる。大人になったらフードではなくかざりのヒモだけに。

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2018moyan2_60.jpg 「ミモ虫とモ山」
イミレイハレ地区の西側に多くあるモ山。山といってもこれはミモ虫がつくった巣。ミモ虫の粘液と西側の土が混じって頑丈になる。中の空洞にミモ虫が棲む。要らない土は外に排出。粘液入りの土は、外にまた小さな山をつくっていく。

2018moyan2_017.jpg「ポ と ミドリヨリビト」
ミドリヨリビトが飼う ポ という動物。飼うといっても日中だけ、どこからかやってきて、ミドリヨリビトに飼われている。どうやらミド紫山の奧から朝日と供にこの西側にやって来てるよう。舌打ちを2回、そして「ヤモー ラ〜イ」で、ポは「ポ」と鳴きながらちょっとダッシュする。イミレイハレ地区西側は険しい土地なので、ミドリヨリビトはポに乗って移動する。」

2018moyan2_48.jpg 「ポ のすみか」
夜の間はここに帰っている。老齢期の ポ はずっといる。

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「水色ふっとう玉(俗称)」が枝になっているところ、 できあがったアオドロを入れる瓶
水色ふっとう玉、正式名称・青子(アオコ)。
木になる青子が熟すと自然に落ち、穴に落ちる。離れた岩山にアオドロが満たされていく。青子はそのままでは青くなく、何らかの化学反応でアオドロができる。

2018moyan2_26.jpg 「ミドリヨリビトのお家(旧タイプ)」
これはミドリヨリビトの平均的な理想のお家らしい。
※アオドロを塗ると家の耐久性が高まるので、青が濃いほど良いとされる

2018moyan2_61.jpg いちばん西のお家について
昔ながらの住み方をしているミドリヨリビト。モ山と呼ばれるミモムシの巣とにくっつけて立てることで、家が倒れたりくずれたりを防ぐ。

2018moyan2_63.jpg「ミドリヨリビトハブレ」
合理主義でミモ虫の巣を改造して、イミレイハレ地区の中央に住む。

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「ミドリヨリビトがのたり餅をつくる時にうたう歌」

2018moyan2_62.jpg 作詞作曲:こしあん

2018moyan2_20.jpg 2018moyan2_19.jpg 2018moyan2_47.jpg 祭壇/ジオラマの中の祭壇
「イミレイハレ区のどこかに散らばるデュルランボールを集める」

2018moyan2_17.jpg「ワタンボととふうもうさん」
ワタンボはワタがとれる山とされているけど、移動することができたり、実は生き物だと言う節もある。1年に一回だけワタが取れる。糸にし、布を織る。
ふうもうさんはミドリヨリビトの約3倍の身長。どこから来たのかイミレイハレ地区東に住む。ワタが取れる山を持ち、刈り取りながら日々過ごす。

2018moyan_265.jpg ふうもうさんは実はヅラ…

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家は大きく、なぜか地上を警戒する。
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2018moyan2_55.jpg 建築技術も確か。

2018moyan2_18.jpg「偶然染め」
そこらへんに織った布を放置。自然にまかせて、染めていく。ピンクの土地や、池や泥など。

2018moyan2_46.jpg 「未跡づけ なぞの地上絵」
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イミレイハレ地区にはまだまだ謎があるようです。

2018moyan2_33.jpg 物販コーナーです。

2018moyan2_34.jpg 今年の柄はポとミドリヨリビト

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歴代のタオルとストーリーブック、糸くずおばけや海のどこかで生まれたものたちなど。

2018moyan2_11.jpg ミドリヨリビトも販売し、完売ました。

20018moyan2_32.jpg 2018moyan2_57.jpg 歴代のキャラも販売。

2018moyan2_58.jpg 最終日にはガチャガチャも用意できました。

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ガチャガチャの中には小さなミドリヨリビトなどが入っています。
しばらく前室の物販コーナーに置いてありますので、ぜひお試しください。(1回300円)

イミレイハレ地区をお訪ね下さった皆さん、ありがとうございました。

こしあんさん、3週間お疲れさまでした。
また来年モヤンモヤンワールドでお会いできますように!
posted by STAFF1号 at 21:22| Comment(0) | TrackBack(0) | Vieの作品展

2018年10月20日

こしあん個展「モヤンモヤン展 5081〜5099日め」は明日まで

101月3日(水)から行っている、こしあん個展「モヤンモヤン展 5081〜5099日め」はいよいよ明日21日(日)限りとなりました。年に一度のモヤンモヤンワールドを見に、大勢の方が見に来てくださっています。まだご覧になっていない方はぜひ足をお運びください。

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では早速ざっと会場の様子を見ていきましょう。

2018moyan2_01.jpg エレベーターホールから見たところ

2018moyan2_02.jpg 前室の様子です。

2018moyasn2_03.jpg 今回のテーマは「跡づけ物語」

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ハロウィンシーズンなので、糸くずおばけたちのオーナメントも出品されています。

それでは中を見ていきましょう。

2018moyan2_05.jpg 入口から奥を見たところ

2018moyan2_06.jpg 山側の壁です

2018moyan2_07.jpg 入口から海側奧を見たところ
中央に大きなジオラマ「イミレイハレ地区」があります。

2018moyan2_09.jpg 奧から入口の方を見たところ

2018moyan2_19_.jpg 今回はさまざまな「跡アート」も展示
これはコーヒーカップ跡をつけた紙たち。

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これはコーヒーカップ跡をフェルティングで再現した作品です。

2018moyan2_012.jpg 2018moyan2_022.jpg 道路のライン跡をアップリケした作品

2018moyan2_13.jpg 紙の「しわ」跡を刺繍した作品

2018moyan2_017.jpg 「ポ」と「ミドリヨリビト」
今回のジオラマの世界に住んでいる人たちです。

さあ、イイ感じにモヤンモヤンしてきたでしょうか?

というところで本日はここまで。
細かいものが多いのと、作品がどんどん補充されていくのでなかなか撮影できずに遅くなりました。
続きもなるべく早くお伝えできるようにしますので、よろしくお願いいたします。
posted by STAFF1号 at 23:58| Comment(0) | TrackBack(0) | Vieの作品展